防犯設備士のメリット等
マンションなどで鍵を交換する際に専門業者に依頼して交換してもらうこともあります。
業者に依頼する際に通常の業者に頼むのと「防犯設備士」が在籍している業者に頼むのと主に2種類です。
どちらが安心できるのかというと防犯設備士の方を選んでしまう方が多いのではないかと思います。
ではこの防犯設備士とはどんなものなのかということになります。
防犯設備士とは名前の通り防犯設備(防犯カメラ・ブザー・アラーム・鍵など)の普及とこれらに対する専門的知識と技能がある専門家のことです。
もしくは民間資格である。
・防犯設備士のメリット
防犯設備士であるのとそうでないとでは何が違うのでしょうか。
まずはメリットですが、防犯設備士というのは警察庁が管理している公益法人です。
警察庁が管轄している協会の資格になるので所持している方がいれば安心できます。
資格を取得するための協会が行なっている2日間の養成講習を修了しなければならない。
さらに修了後には知識試験と技能試験があります。
また試験のときは警察の審査があるため、しっかりとしています。
・防犯設備士よりもグレードが高い総合防犯設備士
防犯設備士の資格を持っている人が在籍していると安心できるわけですが、防犯設備士よりもグレードが高い総合防犯設備士という資格もあります。
これはどのような資格なのかというと防犯設備士としての実務実績があり防犯設備の審査や監査ができるものです。
資格を取得するためには2次試験まで合格しなければなりません。
ちなみに1次試験は防犯設備士の資格を取得して3年以上は経過していなければなりません。
また資格を受けるためには各地区での協会の理事長に推薦してもらう必要があります。
1次試験は筆記で合格した者のみが2次試験を受験できます。
総合防犯設備士の2次試験は面接となります。
合格すれば資格者証がもらいます。
名刺にも総合防犯設備士であることを記載することもできます。